当院の頭痛外来の特徴
日本頭痛学会認定「頭痛専門医」が診察
ひきふね内科クリニック(東京都墨田区)の頭痛外来では、
日本頭痛学会認定の頭痛専門医が、初診から継続して責任をもって診療いたします。
頭痛専門医は全国でもまだ978名(2023年)と少なく、
その多くは大学病院や総合病院に勤務しています。
「少し痛みの性質が変わった」「薬が効かなくなった」など、
日常の小さな変化で相談したくても予約が取りにくいのが現状です。当院では、通常の診療時間内に専門外来を併設し、
予約なしでもアクセスしやすい体制を整えています。
これにより、忙しい方でも気軽に専門的な頭痛診療を受けていただけます。
患者さんに寄り添う丁寧な診療
頭痛の治療は個人差が大きく、同じ薬でも服用のタイミングや体質によって効果が変わります。
当院では、頭痛日記や生活習慣を確認しながら、
患者様と一緒に「最も合う治療」を見つけていくことを大切にしています。薬物治療だけでなく、姿勢・睡眠・ストレスなど生活面の改善までサポートし、
再発を減らす・薬に頼らない頭痛管理を目指します。
日本脳卒中学会認定「脳卒中専門医」による安全な診療
当院では、日本脳卒中学会認定の脳卒中専門医が診察を担当します。
脳出血・くも膜下出血・脳梗塞の診療経験が豊富で、
「危険な頭痛」と「そうでない頭痛」を見極めることに長けています。頭痛の中には、命に関わる脳卒中や脳腫瘍が隠れていることもあります。
当院では、危険なサインを見逃さないよう慎重に診察し、
必要に応じて近隣病院と連携して頭部MRI検査を同日または早期に実施します。
(※提携病院の混雑状況により、当日検査ができない場合もあります。)
緊張型頭痛へのトリガーポイント注射も実施
「肩こりからくる頭痛(緊張型頭痛)」では、
首や肩の筋肉が硬くなることで血流が悪化し、頭痛が起こることがあります。当院では、必要に応じてトリガーポイント注射(痛みの原因となる筋肉に局所麻酔薬を注入)を行い、
頑固なこりや痛みを和らげる治療も実施しています。
小児の片頭痛にも対応
お子さんの頭痛は、「怠けている」「体調不良」と誤解されることもありますが、
実際には小児片頭痛のことが多くあります。学業や部活動に支障が出る前に、早期の診断と治療が大切です。
小児では、頭痛だけでなく腹痛・吐き気などで発作が現れる「腹部型片頭痛」もあります。
当院では、年齢・体重・生活リズムに合わせた安全な治療を行っています。
最新のCGRP製剤(CGRP注射)による片頭痛治療
近年、片頭痛治療の分野ではCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)製剤という新しい薬が登場しました。
この薬は、片頭痛発作時に放出されるCGRPという物質の働きをブロックし、
発作の頻度や重症度を減らす効果があります。
当院では、CGRP製剤(CGRP注射)の使用経験が豊富で、
患者様の症状・ライフスタイルに合わせて
「エムガルティ」「アジョビ」「アイモビーグ」「ベルビック(内服薬)」などから適切に選択します。
- 月1回または数か月に1回の注射で予防可能
- 副作用は少なく、注射部位の痛みや便秘程度
- 従来薬が効かなかった方にも有効例が多い
これまで「片頭痛と付き合うしかない」と言われた方にも、
新しい選択肢としてCGRP治療をご提案できます。
頭痛の主な種類と特徴
片頭痛(偏頭痛)
- ズキズキと脈打つような痛み
- 頭の片側または両側に生じる
- 光・音・においに敏感になる
- 吐き気や嘔吐を伴うことがある
- 数時間〜3日間続くこともある
女性に多く、ホルモン変化・天候・ストレス・寝不足などが引き金になります。
発作時治療(トリプタン製剤など)と、再発予防治療(抗CGRP薬、生活改善)を組み合わせて行います。
緊張型頭痛
- 頭全体や後頭部が締めつけられるように痛む
- 肩こりや首の張りを伴う
- ストレスや長時間のデスクワークが誘因
当院では、薬物療法とあわせてトリガーポイント注射・姿勢指導・ストレッチ指導を行い、再発予防を図ります。
群発頭痛
- 片目の奥をえぐるような強烈な痛み
- 1〜2か月の群発期に毎日同じ時間帯に発作
- 涙・鼻水・まぶたの腫れを伴う
「自殺頭痛」とも呼ばれるほど強い痛みを伴います。
特殊な治療が必要なため、専門医による管理が不可欠です。
二次性頭痛(脳や全身の病気が原因)
- 脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍
- 髄膜炎、脳炎
- 高血圧、頚椎疾患など
突然の激しい痛みや、呂律障害・手足のしびれなどの症状がある場合は、
すぐにMRI検査などを行い、重大疾患を除外します。
診療の流れ
① 初診・問診
頭痛の頻度、痛み方、発症時期、誘因、家族歴などを丁寧に伺います。
日記形式で頭痛を記録していただくと、診断精度がさらに高まります。
② 検査
必要に応じて血圧測定・血液検査・神経学的診察を行い、
脳の器質的疾患が疑われる場合には、近隣医療機関で頭部MRIを手配します。
緊急性が高い場合には、即日対応が可能な病院をご紹介します。
③ 診断・説明
MRIや問診の結果をもとに、頭痛のタイプを明確に診断します。
一次性頭痛の場合でも、誘因や生活習慣を丁寧に分析し、再発予防の方針を立てます。
④ 治療
- 発作時治療(トリプタン系、NSAIDsなど)
- 予防治療(CGRP製剤、抗てんかん薬、抗うつ薬、β遮断薬など)
- 生活指導(睡眠リズム、ストレス管理、カフェイン摂取の見直し)
「薬をなるべく減らしたい」「副作用が心配」などのご希望にも寄り添いながら、
最適な治療バランスを見つけていきます。
このような症状がある方はご相談ください
- 月に数回以上頭痛がある
- 市販薬を飲んでも効かない
- 痛みの性質が変わった
- 朝から頭が重い・吐き気がある
- 子どもが頻繁に頭痛を訴える
- 脳の病気が心配
まとめ:墨田区で頭痛・片頭痛の専門治療をお探しの方へ
頭痛はありふれた症状のように見えて、背景にはさまざまな要因があります。
放置すれば慢性化し、日常生活や仕事・学業に支障をきたすこともあります。
ひきふね内科クリニック(東京都墨田区)頭痛外来では、
- 日本頭痛学会認定 頭痛専門医が初診から継続して診療
- 脳卒中専門医による安全で的確な判断
- 近隣病院と連携したMRI検査体制
- 小児片頭痛・生理関連頭痛・緊張型頭痛まで幅広く対応
- 最新のCGRP製剤・トリガーポイント注射にも対応
「頭痛で悩まない毎日」を取り戻すために、ぜひ一度ご相談ください。
ひきふね内科クリニック 頭痛外来
日本頭痛学会認定 頭痛専門医/日本脳卒中学会認定 脳卒中専門医
